天の橋立股覗き Amanohashidate,Japan's three most scenic spots
京都府宮津市にある、日本三景 天橋立の大正初期の絵はがきです。
天橋立に行けば、昔も今もこの「股のぞき」のポーズですね!
逆さから景色を見ることで、海が空のように、そして橋立が天にかかるように見えると言われています。
この絵はがきにも
「裾をからげて自己の頭を倒にし股間から橋立を望むと 海は空と見へ 空は海と覚へ 空に一条の長橋のかかる所 天にも登らん心地がする これを『股覗き』と云う」と記されています。
そういえば、先日発表された2019年イグ・ノーベル賞。
13年連続で日本人が受賞したとのことですが、なんと2016年の受賞はこの「股のぞき」の研究なんですって。
明治29年(1896)年には既に知られていたという「股のぞき」
おそらく誰かがふと思いついてやってみたポーズが、いつの間にか広まり、受け継がれ、それが約100年の時を経てあらためて研究されるなんて、面白いものですね。
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